• {{ item.count }}

難しいオーダーこそ楽しい 働く醍醐味【ウェディング | エシェル様】

  • {{ item.count }}
難しいオーダーこそ楽しい 働く醍醐味【ウェディング | エシェル様】

こんにちは、今回は「広島の素敵な会社にお話を聞こう!」というインタビュー企画です。

やってきたのはウェディングプロデュースのエシェルさん。うちの編集部のゆきぱんだが惚れ込んで「この素晴らしさを伝えたい!」と熱く語っていた会社さんです。

元々は弊社でwebサイトを作らせていただいたご縁で、それ以来仲良くさせていただいています。

【HP制作 実績紹介】株式会社 エシェル 様 コーポレートサイト

というわけで、編集部スタッフ4人でぞろぞろお邪魔しました。

おチャレなオフィス素敵なオフィス。(2017年にお引っ越しされました。こちらは引越し前のオフィスです。)

エシェルさんは宮島・厳島神社での結婚式レストランウェディングを得意とするウェディングプロデュース会社さんです。

ウェディングプロデュースというのは聞き慣れないでしょうか。ホテルや大型式場ではウェディング専門スタッフを抱えていますが、そうではないレストランなどでは、ウェディングの手配を外部にお願いすることになります。近年の多様化するニーズに合わせた新しい業態です。

お話をうかがったのはウェディングプランナーの新原さん

「サバサバした女性」という形容がぴったりな、格好いい方です。

新原さん「ほんとに4人も来た、、、」

はい、すいません。

本日の取材スタッフ

  • ゆきぱんだ:新原さんのファン(インタビュアー)
  • 私(Tantan):結婚式したけど記憶がほとんどない(ライター)
  • しゃーまん:新原さんの弟の同級生←偶然!(カメラマン)
  • かみーゆ:ブライダル業界経験者(ご意見番)

インタビュー風景

国際結婚はやっぱり大変

ゆきぱんだ:今日は新原さんに、ウェディングプロディースの裏側をお聞きしたいと思いまして。苦労とか、無茶ぶりとかもぜひ。

新原さん「苦労というか、国際結婚を承ることも増えていて、そういうときは文化の違いをすり合わせる難しさがありますね。
まずなにより、結婚式自体がそもそもお国柄にとても影響を受けるものなので、席順も予算の組み方も、進行も全体的に日本人のおふたりにご説明するのとは違うすり合わせを慎重にします。」

ゆきぱんだ:ふんふん

新原さん「海外からたくさんのゲストやご親族がいらっしゃる場合、大きなバカンスを利用してご旅行とご結婚式を兼ねてお越しになることも多くて。
そうすると、大きなご旅行のうちの一日がウエディングということに。」

Tantan:なんと

新原さん「新婦さんが日本側の場合が多く、そんな場合はお一人で通訳もツアーコンダクター役もされていることも多くって。ご本人が結婚式の当事者だからそれだけでも大変な上に、お役が多いとやっぱり大変そうかな・・。」

ゆきぱんだ:そうなんですか〜

新原さん「そもそも最近は、昔ながらの“両家”の結婚式ではなくなってるよね。私がこの業界に入った十数年前、ウェディング業界はちょうど過渡期で、オーダーメイドウェディングが注目されたり、招待状の差出人もご両親じゃなく新郎新婦っていうことも増えだした。新郎新婦主導で、逆にご両親を大事にして、おもてなしするようになってきた。」

Tantan:なるほど、それで新郎新婦をサポートするウエディングプランナーが必要とされるようになったんですね。

「両家」の結婚式から新郎新婦主導への転換

新原さん「昔、大きな式場で働いてたときは、目が回るくらい忙しかった時期があって、一番すごかったのは写場(親族の写真を撮るスタジオ)で一日に13件撮影した時。」

かみーゆ:もはやわんこそば状態!

新原さん「もう“なんとか無事に終わったわー”、しか考えられんよね。」

新原さん「当時の式のスタイルは、新郎新婦のプロフィールを読み上げ、乾杯前に長いご祝辞があたりまえ。お昼時や夕飯時でお腹がすいてても、ゲストはなかなか食べられない
衣装は今の人は2~3着だけど、当時は4~5着。それだけお色直しすると花嫁さんはほとんど会場にいられない。それはちょっと残念と思うことも。」

Tantan:ゲストの方も、「結婚式はそういうもの」と受け止めていたんでしょうね。

新原さん「ちょうど写真がネガからデータに変わった頃が転換期で、招待状の差出人も、この頃から新郎新婦の名前に。」

Tantan:いわゆる「地味婚」ブームの頃ですよね。

新原さん「自分たちでやるからこそ余計な予算は削ったり、ネットを活用して会場を探したり、お客さんの方も、ある意味賢く主導的になった。」

新原さんはその転換期に大きな式場を離れ、小さな事務所でウェディングプロデュースのお仕事をスタートしたそう。

新原さん「まだお客さんとの打ち合わせスペースがなくて、毎回カフェまで行ってね。引き出物サンプルずっしり担いで。
そのころはカジュアルなカフェウエディングも多くて、そのカフェの通常営業が夕方から深夜までのお店だったら、翌朝10時にお店のスタッフに“みんな、ごめん起きて…さあセッティングしてー!”なんてことも。」

一同:うわー。

大変な働きぶりですが、新原さんの語り口は生き生きしていました。オーダーメイドウェディングのプロデュースをとても楽しんでいたことが伝わってきます。

カタログを見せていただく

引き出物カタログも見せていただきました。

掲載商品はどれもお洒落!おいしそう!!

和のカタログ

新原さん「カタログギフトを引出物として贈る方が増えているけれど、特に贈りたいモノがないから消去法でカタログを贈るんじゃなくて、ポジティブに選んだカタログを贈ってほしい。だから、カタログもこだわって選び分けてもらえるように各種良いと思うものを揃えるようにしてます。」

そうおっしゃる通り、こだわりがたくさん詰まった素敵なカタログでした。

プロ意識を感じたエピソード

お話をうかがうなかで、特に新原さんのプロ意識を感じたエピソードが3つありました。

1:打ち合わせスタッフが現場に立って、当日コントロールする

新原さん「お客さんからは“打ち合わせから当日まで同じ人なのが心強かった”って言う感想をいただくことが多くて。」

そのことで、細かい配慮もできるんだとか。

新原さん「スタッフの進行表にお料理のタイミングが書いてあって、新婦さんに“いまから何分ご飯食べられるよ!”って伝えたり」

ゆきぱんだ:それいい!

新原さん「新郎新婦の分だけお肉とお魚を同じお皿に盛ってあげたり、できるだけ食べられるように。だって、せっかくのレストランウェディング、ゲストと一緒に味わって、あとから味が思い出せたほうが楽しいじゃない。」

かみーゆ:新郎新婦は披露宴の間は食べられないものだと思いこんでた、、、

Tantan:そういう細かい調整ってできるんですね。

新原さん「ゲストに出すお料理でも、楽しみにしてた評判のパスタがケーキ入刀の間に冷めちゃったりしたら残念でしょ。当日の進行が少し押したりするのはどうしてもあることで、そういうとき私たちスタッフが司会と厨房の間に入って、コントロールすれば済むわけ。」

Tantan:えー、本番中にコントロールするの!始まったら流れるままってわけじゃないんだ!

新原さん「できるできる。」

新原さんの言葉は自身に満ちていて、この人に任せたら本当に心強いだろうと思いました。

2:ローカル神社でなにもかもイチから手配した結婚式

新原さん「最近、周防大島で結婚式をやったの。
海に鳥居がある素敵な神社でね、その神社で初めての結婚式で、宮司さんも常駐してないような小さな神社だから、地域の方からその地域の宮司さんに連絡を入れてもらって、お願いしたの。
新郎新婦は地元の方というわけではなかったんだけど、お祭りを通じてその土地にご縁ができて“ぜひこの神社からスタートしたい”ってことでね。」

新原さん「支度場所を手配して、そこのカギを借りる段取りもして、衣装は当日私が運び入れて、なにもかもイチから。」

ゆきぱんだ:えー!

Tantan:それは珍しいケースでしたね。

新原さんよくある

一同:え?

新原さん「私がそういうの大好きすぎて、なんか集まってくる。

一同:えーーー

なんと、ローカルな神社での挙式は結構あるそうで、

新原さん「昔からお世話になっている地元の神社で式を上げたいっていうケースもある。巫女さんがいらっしゃらない場合は、宮司さんと相談して必要なお手伝いをしたり。
本来の日本の伝統に目を向ける人たちが増えたのか、神社を土地のご縁で選ぶっていう人は増えてるみたい。結婚式を挙げた神社に、毎年初詣も行けたら素敵だよね。」

しゃーまん:神社って、そうやって選んでいいんですね。

新原さん「神社にOKをいただいて、仕度場所が手配できれば大丈夫!本当は、こういう事が神社でご結婚式を挙げる意味の一つ。いつもおふたりにお伝えするようにしてます。」

しゃーまんは何やら感銘を受けたようで”それならオレも地元の神社がいいかも”と言っていました。

3:まるでドラマのようなサプライズを演出

インタビュー風景

新原さん「以前、サプライズの結婚式をお手伝いしたことがあって、、、」

Tantan:サプライズの余興?

新原さん「いや、新郎が全部準備して、新婦さんだけが知らないサプライズの結婚式」

かみーゆ:えー!すごい!!

Tantan:でもなんでまた?

新原さん「新婦さんは妊娠されてて、それでたぶん結婚式は諦めてたのかな。でも、安定期に挙式できるように新郎が内緒で企画して。“結婚の節目の家族旅行”って言ってご両家のご両親も一緒にお連れして。」

ゆきぱんだ:衣装合わせとか、大丈夫なんですか?

新原さん「カツラを準備するのに、事前に頭のサイズなんとかして測ってください!って新郎にお願いして、帽子で測るかなんかして、当日は見事ピッタリ!

かみーゆ:そこで諦めて洋髪にしないのがすごい。

新原さん「妊婦さんだからなるべく軽い衣装をご用意して、当日神社に参拝にいらっしゃった新婦さんをサプライズで支度部屋に誘導して、、、素敵な式だった。」

一同:もうドラマ化するべきです。

新原さんが語る、この仕事のやりがい

ゆきぱんだ:お客さんからの感想で印象に残ったことはありますか?

新原さん「お客さんからのフィードバックは、もうそれだけが私たちの餌。じゃない“ごほうび”(笑)。
お客さんご本人からの感想というより、終わったあと家族や友人から「良い式だったよ」っていう言葉をもらって、それを私たちに伝えてくれるっていうのが一番うれしい。新郎新婦の自己満足じゃなくて、ゲストも満足できたってことだから。そうじゃないと良かったと思えない。」

ゆきぱんだ:うんうん。

新原さん「よくある“ゲストががっかりする結婚式NG集”みたいなことは絶対したくなくて。」

Tantan:あー、それこそ“自慢のパスタがケーキ入刀の間に冷めてて残念”みたいなやつですね。

新原さん「うん、うちの強みは現場に立ってること。
たとえばカツラにするか、洋髪にするか、それぞれどういうリスクがあって、どういう回避策があるか、それが話せる。
現場に立ってるから、何かあったときには自分でフォローもできる。
分業制のシステムだとそれができない面がある。“リスクは避けて安全な方へ、いつものやり方で”ってなりがち。
でもちょっと大変かもっていう提案でも、やった分経験値になるなら楽しいし、実際やってみたら、“全然できる”ってことがほとんどだったりする。」

Tantan:頼もしい!

新原さん「無茶振りをうけたら、周りのスタッフに声かけて“ねえねえ、こういうミッションあるんだけど一緒に行こうよー”って巻き込むんよ。」

新原さんはいたずらを仕掛けるような笑顔。やっぱり無茶ぶり好きなんですね!

ちなみにご本人は?

ゆきぱんだ:最後に、新原さん自身が結婚するときはどんな式をしたいですか?

新原さん「それよく聞かれるけど、最低限外せないことだけしっかり伝えておいて、ずっと一緒にチームを組んでいる信頼しているスタッフ陣に任せてみるとか。
衣装さえサプライズで、当日“私何着るのー?”って言ってるの」

Tantan:おもしろい!それだけ信頼してるんですね。

新原さん「あとは親族と親友だけに囲まれた究極のミニマムメンバーで過ごす会も、歳とともにますます気になってきてる。
その時には仕事のメンバーは働いてもらって(笑)その後そのメンバーとは美味しい打ち上げを♪」

一同:それも楽しそう!

取材スタッフみんなファンになりました

記念写真最後に、スタッフの皆さんと記念写真。

多様な価値観への転換期を経験しながら、ずっとブライダル業界を歩んでこられた新原さん。「ご本人やゲストに満足してもらえるウェディングを目指したい」「難しいオーダーでも準備を尽くし、現場に立ってその一日を作り上げてみせる」という気概を感じました。

スタッフの皆さんと団結して無茶振りも楽しみながら乗り越える、そんな姿勢を私たちも見習いたいと思いました。

エシェルの皆様、ありがとうございました!これからも応援しています!!

株式会社 エシェル
広島市南区京橋町5-12 樋山ビル2階
TEL 082-568-1616
https://www.echelle.jp/